オンラインプレゼンをカッコよくしたい! ~ プロローグ ~

【目次】オンラインプレゼンをカッコよくしたい!

0. プロローグ      

オンライン会議が定着してはや1年が経とうとしています。最初は戸惑いましたが慣れてくると全く問題なく会議が出来ることが分かりました。もちろんいい面も悪い面もありますが、一番のメリットは無駄な会議が無くなったことじゃないでしょうか。今まではとりあえずなんとなく顔を合わせて会議してれば仕事してる気になってたところがオンラインに移行してそうではなくなった。ただ集まるだけ、アウトプットが何もない会議は意味がないことにみんな気付いてしまったのです。

それでもまだいるんですよね。とりあえず会議しようぜおじさん。私も未だに呼ばれます。とりあえず会議に。でももう参加しないことにしました。不思議と参加しなくても何も言われません。そう、とりあえず会議はアウトプットを生み出すことを目的としていないので、誰がいてもいなくても関係ないのです。

まあそんな愚痴はこのくらいにして。

セミナーもどんどんオンライン化

会議だけでなく、セミナーやイベントもどんどんオンラインに移行しています。私が働いているIT業界も同様でセミナーや勉強会もオンラインが当たり前になっています。私は昔から外部のセミナーに参加していろいろな人の話を聞くのが好きなので、昨年からオンラインセミナーも沢山参加していますが、聞いていてちょっと思うところがありました。

皆さん慣れていないからしょうがないのかもしれませんが、もうちょっと工夫するとカッコよくなるのになぁと思うところがありました。

ここを こうするとカッコよくなるのになぁ。
明らかにうつむき加減で話している

恐らく、ノートPCのフロントカメラを使っている。

デメリットは顔が暗くなりがち。猫背になるのでビシッとした印象にならない

iphone付属のイヤホンマイクを使っている

便利なんですけど、プレゼンで耳から白いケーブルが垂れているのはカッコ悪い。

マイクの性能もイマイチかも。

スライド切り替えの際、ちょっとまごつく 「ではスライドを表示ます」のときにまごまごする。スムースじゃない
「スライド見えてますか?」と聞く

見えてます。これたまに聞く人いますが聞かれて見えてなかったこと一度もありません。

自信がなければ練習&確認画面を用意!

プレゼンの時はスライドだけになる スライドと発表者が並んでいるとカッコいい

ということをぼんやり思いながら見ていました。

そんな折、私自身が仕事でオンラインプレゼンの登壇の機会を頂くことになりました。私は昔から人前で話すときは内容よりカッコよさで勝負!(爆) の精神でしたので、オンラインでも自分のやれる範囲で出来るだけカッコよくプレゼンしようとチャレンジすることにしました。

オンラインプレゼンの主役「カメラ」

いきなりですがこちらをご覧ください。

このスクリーンショットはフルサイズミラーレスのソニーα7iii(ILCE-7M3)+ 標準レンズを使ってZoomミーティングをした画面をキャプチャした画像です。

確かにきれいです。2、3000円で売っている普通のWebカメラなんかより全然きれいです。髪の毛一本一本高精細で表示されていますし、ニットのジッパーもはっきり映っています。更に一眼特有のボケもあり、より人物が際立って映っています。流石ソニーのフルサイズといったところです。

しかし、しかしです。フルサイズミラーレスにしては言い方は悪いですが、たいしたことない写真です。正直、フルサイズセンサー搭載機で写真を撮ったらもっとカッコイイ、雰囲気の有る印象的な写真が撮れます。それに比べるとたいしたことない・・・。

更にもう一枚。

これは同じカメラを使ってバーチャル背景を設定したものです。オンラインプレゼンの際、背景に余計なものが映っているといると、そちらが気になって聴衆の方がプレゼンに集中できません。普通はバーチャル背景を使って画面をスッキリさせ、人物に集中させます。そうなると一眼特有のボケがなくなって高精細な人物だけになりますが、正直この画像はフルサイズミラーレスの本領を発揮できているとは言い切れません。

巷ではWebカメラの代わりに一眼レフを使って高解像度のオンライン会議で差をつけよう!みたいな記事があります。よく出てくるのはフルサイズミラーレスのSIGMA fpです。SIGMA fpはUSBケーブルを繋ぐだけで、UVC(USB Video Class)として認識するので簡単!みたいな記事ですが、SIGMA fpは本体だけで20万円弱もします。(2021年2月現在)

他社もSIGMAを追従してかどうかは分かりませんが、キヤノンもソニーも一眼をUSBケーブルで接続するだけでWebカメラとして利用できるソフトウェアを昨年立て続けにリリースしました。

しかし私はここで一石投じたい。Webカメラの代わりにフルサイズのような大型センサー搭載カメラは必要ない説。

大型センサー(特にフルサイズ)はエントリー機でも20万円程度します。私が試しに使ってみたソニーα7iiiも同様です。20万円だして、物凄い綺麗な映像でオンライン会議できるのであれば良いかもしれませんが、上記の通り、オンライン会議においてはカメラ性能を十分に発揮できているとは言い難いです。

何がボトルネックになっているかというと、Zoomに代表されるオンライン会議ツールです。これらのツールが高解像度、高精細の映像配信に対応していないのです。オンライン会議ツールがどのくらいの映像配信能力(解像度やfps、ビットレート)を持っているのかを調査することで、最適なWebカメラ選定ができると考えました。

というわけで次回は「オンライン会議ツール映像配信能力調査編」です。