Google Home MiniとNature Remoとパナソニックのシーリングライト

Nature Remo活用シリーズ

0.開封編 1.ダイキンのエアコン 2.ダイキンのエアコン、その2
3.アイリスオーヤマのサーキュレーター 4.温度計 5.温度計、その2
6.Google Chartsでグラフ作成 7. パナソニックのシーリングライト  

 

「オッケーグーグル、ライトをつけて!」これやってみたかったんですよねぇ。あこがれるやつです。というわけで今回はGoogle HomeとNature Remoとシーリングライトを連携させて、音声コマンドで部屋のライトがつくように設定したいと思います。

シーリングライトはパナソニックのAIR PANEL LEDシリーズ

今回、私が部屋に取り付けたのはパナソニックのAIR PANEL LEDシリーズの角形タイプ(HH-CE-1296A)というモデルです。

スクエア型のしゃれたやつです。

まずはNature Remoにシーリングライトを登録

まずはNature Remoにシーリングライトのリモコン信号を学習させます。

Nature Remoアプリを起動して赤まるで囲った+をタップします。

「新しい家電を追加する」をタップします。

するとNature Remoに向かってリモコンのボタンを押してくださいとなるので、

シーリングライトのリモコンをNature Remoに向けてボタンを押します。この時、ぎゅーと強く押す必要はありません。

するとパナソニックの照明であることを自動で認識してくれます。すごい。真ん中の電源をタップして動作確認します。

これでライトのオンオフができれば登録は完了です。至って簡単ですね。これだけでもいいのですが、このシーリングライトは調色機能もついていますので、折角なので調色も音声コマンドで変えられるようにしたいと思います。引き続き調色機能のリモコン信号をNature Remoに学習させます。

先ほどの画面から右にスライドさせるとこのような画面になります。指示通り右上の+マークをタップします。

先ほどと同様、受信待ちになるので記憶させたいボタンを押します。今回は調色の「白い色」ボタンを押します。

受信ができたらボタンに名前を付けます。「白い色」と登録します。

同じで順で「暖かい色」ボタンも登録します。

これでNature Remoへのシーリングライトの登録は完了です。

続いてIFTTTの設定

続いてIFTTTの設定です。先ほど登録したシーリングライトのリモコン信号をGoogle Home(Google Assistant)と連携させます。IFTTTの登録が初めての人は「ダイキンのエアコン編」をご参照ください。

https://ifttt.com/にアクセスし、ログインします。右上の「Create」をクリックします。

はじめに音声コマンドのトリガーを登録します。「+This」をクリック

検索窓に「google」と入力して、「Google Assistant」をクリック

「Say a simple phrase」をクリック

発声する音声コマンドとGoogle Homeからの返答を登録します。まずはリビングのシーリングライトのオンを登録しますので、音声コマンドは「リビングのシーリングライトつけて」とし、返答は「リビングつけます」と入力します。Languageは「Japanese」を選択します。最後に「Create trigger」をクリックします。

続いてアクションの登録です。「+That」をクリックします。

検索窓に「nature」と入力し、「Nature Remo」をクリック

「Control home appliances」をクリック

するとプルダウンの中に先ほど登録したシーリングライトが「照明」というカテゴリで登録されています。「照明 – オン」を選択し、「Create action」をクリックします。

これで電源オンの登録完了です。同様の手順を繰り返し、電源オフ、白い色、暖かい色を登録します。

電源オフのトリガーの登録

アクションの電源オフの登録

「暖かい色」のトリガーの登録

アクションの「暖かい色」の登録

トリガーの「白い色」の登録

アクションの「白い色」の登録

登録完了!さあやってみよう。音声コマンド

やっと登録が完了しました!早速やってみましょう。

yakkun

ねぇグーグル、リビングのシーリングライトつけて

グーグルホーム

リビングつけます

ピカ~~

おおぉ。つきました!

yakkun

ねぇグーグル、リビング暖かい色

グーグルホーム

暖かい色に変更します

おおぉ。調色変更もばっちりです。これでGoogle Homeを使った音声コマンドでのシーリングライトのオンオフ、調色変更ができるようになりました。

おまけ。2台のシーリングライトを同時に制御する

私はパナソニックのシーリングライトをリビングと寝室にそれぞれ1台づつ、合計2台取り付けています。それぞれのライトは「リビングのシーリングライトつけて」「寝室のシーリングライトつけて」で制御できるようにしていますが、別にそんなに広い部屋でもないので、両方のライトを同時につけたり消したりすることが多いです。その場合、「リビングのシーリングライトつけて、寝室のシーリングライトつけて」と2つの音声コマンドを続けて言うのは大変面倒くさいです。そこで今度は、Google Homeアプリにある「ルーティン」という機能を使って更に便利にしちゃいます。

ルーティンを使って2つ音声コマンドを1つの音声コマンドにまとめちゃう

Google Homeアプリを開いて「ルーティン」というボタンがあるのでタップします。

そして「ルーティン」の追加をタップするとこのような画面が表示されます。赤枠で囲った「コマンドを追加」をタップします。

コマンドは2台のシーリングライトを同時に制御したい音声コマンドを入力します。ここでは「シーリングライトつけて」にします。

先ほどの画面に戻って「アシスタントが行う操作」を追加します。赤枠をタップします。

ここで音声コマンドを登録します。一つ目は「リビングのシーリングライトつけて」と入力します。

二つ目の音声コマンド「寝室のシーリングライトつけて」も同様の手順で登録します。

こうすることで二つの音声コマンドを一つの音声コマンドにまとめることができました。

それではやってみましょう。

yakkun

ねぇグーグル、シーリングライトつけて

グーグルホーム

リビングつけます、寝室つけます

ピカ~、ピカ~。

おおぉ。二つのコマンドが連続して発行されて2台ともライトがつきました!

同様の手順でオフや調色機能の音声コマンドもまとめることで、2台同時制御が可能となります。

これで快適な音声コマンドを使ったライトのオンオフ生活ができるようになりました。

Sony PRO pixy ESPRITをBluetoothで復活させよう! 〜Bluetoothレシーバー接続編〜

【目次】Sony PRO pixy ESPRITを復活させよう!シリーズ

1. プロローグ 2. お掃除編 3. Bluetoothレシーバー接続編

さて、きれいに掃除も終わりましたので、仕上げです。今回はBluetoothレシーバーをMHC-J970EXに接続して、Bluetooth経由でスマホの音楽を鳴らしたり、Chromebookの音声を流したり出来るようにしたいと思います。

BluetoothレシーバーはAUKEY BT-C6

Bluetoothレシーバーは各社からいろいろ出ていますが、今回はAUKEYのBT-C6を購入しました。古いミニコンポを繋ぐのでスペックはあまり気にする必要はないのですが、動画の音声も流す予定なので遅延が少ないAPT-X対応のものを選択しました。Amazonで2020年5月現在、\3924でした。

内容物は本体、マニュアル、光デジタルケーブル、両端3.5mmオーディオケーブル、3.5mmオーディオRCA赤白変換ケーブル、マイクロUSB充電ケーブルです。

因みにこの機種はBluetoothのレシーバーとトランスミッターのどちらでも使用できます。

AUKEY BT-C6をMHC-J970EXに接続!

接続方法は、MHC-J970EXのアンプであるTA-J970Eの裏面の「ビデオ」の音声入力端子にRCA赤白ケーブルを繋いで、BT-C6側は3.5mmオーディオケーブルを繋ぐだけです。至って簡単です。

接続したところ。大きさも小型でちょうどいい感じです。パープルのLEDがイカしてます。因みにマニュアルにはLEDはグリーンかブルーに点灯となっており、パープルは無いんですけどね。謎です。

Moto Z3 Playとペアリング

私の愛用スマホMoto Z3 PlayはaptX対応です。Bluetoothの設定画面からaptXコーデックで接続できていることが確認できます。

aptXで接続できない場合は「開発者オプション」の「Bluetoothオーディオコーデック」設定で指定することもできます。

早速、復活したMHC-J970EXを鳴らしてみよう!

大好きなスティングを大音量で鳴らします。重低音はちゃんと鳴っています!が、高音域はほとんど出ていません・・・。エレクトロスタティックツイーターがちゃんと動作していないようです。左スピーカーのエレクトロスタティックツイーターからはかろうじて高音域の音は出ていますが、右のツイーターはほぼ無音です。多少、鳴っているという感じです。

まあ、25年以上前のミニコンポです。ここまでの復活が限界かなと思いました。ネットで検索すると、更に分解して水洗いしている人もいるようですが、そこまでやる技量はありません。

でもここまで復活して大満足です。これで在宅勤務中の音楽鑑賞と、ChromebookでのNetflix、Youtube鑑賞を十分楽しめる環境となりました。

Chromebookとペアリング

因みにChromebookとのペアリングも問題ありません。ChromebookとはSBCコーデックでの接続となります。

以上

Sony PRO pixy ESPRITをBluetoothで復活させよう! 〜お掃除編〜

【目次】Sony PRO pixy ESPRITを復活させよう!シリーズ

1. プロローグ 2. お掃除編 3. Bluetoothレシーバー接続編

さて前回の続きです。今回は埃まみれのMHC-J970EX PRO pixy ESPRITをきれいに掃除します。掃除する箇所は主にエレクトロスタティックツイーターを覆っているパンチングメタルの中の埃です。あとは外装を雑巾できれいに磨きます。

まずはスピーカーのウーハー部分。埃まみれですがきれいに磨けば大丈夫そうです。コーン紙もしっかりしています。

問題はスピーカー上部のエレクトロスタティックツイーターを覆っているパンチングメタルの中です。買ってから一度も分解清掃なんてしてないので25年の埃が詰まっています。写真では分かりにくいですが、裏側はなんと埃の塊がエレクトロスタティックツイーターに乗っかっちゃってます。これじゃ膜も振動できず音なんて出ないはずです。

早速分解していきます。赤丸の8つのネジを外せばパンチングメタルは外せます。

意外にあっさり外れました。こんな簡単に外れるならマメに掃除しておけばよかった。

これが25年間の埃です。最初エアダスターで吹き飛ばそうとしましたが、固着していてダメです。雑巾でゴシゴシ拭き取ります。

ツイーター部分はエアダスターで埃を吹き飛ばしますが、正面から架けると膜が破けてしまう恐れがあるので、斜めからそうっと少しづつかけて慎重に行います。

コーン紙とスピーカーネットもエアダスターで埃を吹き飛ばします。残りの外装は雑巾でゴシゴシ拭き取ります。

同様にアンプやチューナーなどのコンポーネント機器類もきれいに埃を拭き取ります。

どうでしょうか。なかなかきれいになりました。かなり満足。

今回の目的は在宅勤務時の音楽環境整備なので、机を挟む形でスピーカーを配置しました。これで仕事中にバランス良く音楽が聞けます。また仕事以外でもChromebookでNetflixやYouTubeの視聴もこのスピーカーから音を出せば大迫力で見ることができます。

今回はここまで。次回はBluetoothレシーバーを繋いで、スマホとChromebookの音をMHC-J970EXから出せるように設定します。