Motorola Moto Zのバッテリーを交換しよう!

今回は私のAndroid愛用スマホであるMotorola Moto Zのバッテリーを交換しましたのでそのレポートです。

バッテリー劣化は突然に・・・。

私がMoto Zを購入したのは2017年1月。購入してほぼ2年たったある日・・・、バッテリー残量が20%で電源ダウンするようになりました。更に数日でバッテリー残量が40%台でも電源ダウンするようになり、これは明らかな経年劣化によるバッテリー性能低下の症状だなと判断しました。

そうなると選択肢としてはバッテリーを交換するか、新機種を購入するかですが2019年1月現在、あまり欲しい機種がありません。何よりまだMoto Z使えます!っていうかMoto Zが大好きなので手放したくありません!

バッテリー交換方法を模索

という訳でMoto Zのバッテリー交換方法調べます。以下の3つがあることが分かりました。

  1. バッテリーキットを購入して自分で交換
  2. 街中の非正規のスマホ修理屋で交換
  3. モトローラサービスセンターで交換

1.はiFIXITがキットの販売と交換方法の手順を公開しています。キットは約$40ですが、交換方法が難易度高めです。温めたりとかしてスクリーンを外すようです。これは素人には無理そうなので諦めます。

2.は以前、Nexus5の画面割れを直してもらった際、画面は治ったけど変わりにバイブレータが動かなくなるというトラブルに遭遇しました。ちゃんとしたところなら問題ないのかもしれませんが、なんだか心配なので却下とします。

やはり3.の正規の手順で交換してもらうのが良さそうです。

バッテリー交換は正規の手順で

という訳で早速、モトローラサービスセンターに電話します。

yakkun

Moto Zのバッテリーを交換したいのですが。

モトローラさん

Moto Zのバッテリー交換でございますね。この度はご迷惑おかけし誠に申し訳ございません。それでは交換に際しての質問事項をメールでお送りしますので、メールアドレスをお願いします。尚、バッテリー交換費用ですが概算にはなりますが凡そ6000円程度になります。

なんだか妙に丁寧な対応です。2年使っての経年劣化なので別に迷惑かけてないけどなぁと思いながら6000円ということなのでお願いしたい旨伝え、メールアドレスを電話で伝えました。すると早速、交換に際しての必要事項が書かれたメールが到着したのですぐに返信を出しました。

すると翌日に返信が着ており、本体送付キットを宅急便で送ったので本体を入れて返送してくれとのメールで連絡があり、翌日には送付キットが手元に届きました。なかなか迅速な対応です。

こちらが送られてきた送付キットです。左から箱、発送用伝票、そして梱包方法の説明書です。またこれらの他にもう一枚、同意書があり修理に際しての注意事項や制限事項、そして署名するようになっていました。同意書は一般的なことが書かれていますが、注意事項としては

  • SIMは抜いて送ること
  • 付属品は付けないこと
  • データは初期化されること
  • ソフトウェアは最新バージョンにアップグレードされること
  • 交換しない場合でも点検費用として約5000円かかること

が書かれていました。

スピーディーなバッテリー交換対応

さてあとはMoto Zを送付キットに入れて依頼するだけですが、ここからの対応がかなりスピーディーでした。

2019年1月7日午後 都内より宅急便にて送付
2019年1月8日午後 モトローラよりメールにて連絡

点検の結果、有償対応になります。見積書を一緒に送ったので確認ください。問題なければご連絡ください。

とのこと。金額は税込み約6000円でしたのですぐにお願いしますと返信しました。

2019年1月9日午後 モトローラよりメールにて連絡。

大変お待たせしております。交換並びに返送が完了しましたのでご連絡します。併せて納品書をお送りします。

2019年10日夜 宅急便にて受け取り

全然待ってません!寧ろ早すぎです!発送してから4日で手元に戻ってきました。

金額も決して高くありませんし、対応も丁寧且つ、スピーディーなのでMoto Zのバッテリー交換は正規モトローラサービスセンターがベストな選択です。

Chromebook ProとGoPro

Proつながりということで。

言わずと知れた定番アクションカメラのGoProですが、Chromebook Proがあれば、撮った動画のバックアップから取り込み、GoPro公式Androidアプリ「GoPro」を使用した編集やカットまで一通り行なうことが出来ます。という訳で今回はChromebook ProでGoProを最大限に活用する方法を紹介します。

まずは撮った動画のバックアップ

まずは撮った動画をバックアップします。編集中に間違って削除してしまったら大変です。バックアップ先はGoogleフォトがいいでしょう。Googleフォトは設定により写真、動画を容量を気にせず無制限に保存することができます。詳しくはこちらをご参照ください。

取り込みはmicroSDカード経由で

続いて取り込みです。Chromebook ProはmicroSDカードスロットを搭載しています。GoProはmicroSDカードで写真や動画を保存していますので、GoProに入っているmicroSDカードを引っこ抜いてChromebook Proに差し込むだけで以下のように、Chromebookに元から入っている「ファイル」アプリで参照することができます。

GoProの動画は SD Card > DCIM > 100GOPRO  に入っています。

またGoProで撮った動画はMP4形式で保存されています。MP4形式の動画はChromebookでは特にソフトウェアを追加することなく、ダブルクリックするだけで再生可能です。

GoProで撮影したのMP4ファイルを再生しているところ

ChromeブラウザからGoogleフォトにアップロード

GoogleフォトのWeb版を開いて保存したい動画をアップロードします。アップロードをクリックしてGoProフォルダを選んで、全ての動画と写真を選択します。容量は無制限なので気にせずアップロードします。

バックアップが終わったら必要な動画の取り込み

Googleフォトにバックアップが終わったら編集したい動画をChromebook Proに取り込みます。Chromebook Proはストレージが32GBしかないので、大量の動画を一気に取り込むことが出来ませんので注意が必要です。

取り込み先のフォルダは マイファイル > ダウンロード を指定します。これは後述するGoPro公式Androidアプリ「GpPro」で参照できるフォルダになるためです。

ここのフォルダに保存

動画の編集、切り取りはGoPro公式Androidアプリ「GoPro」で

やっと動画の編集です。GoProで撮影した動画や写真はGoProが用意しているAndroidアプリ「GoPro」を使うことで編集や切り取り、複数の動画を一つまとめるといったことが出来ます。もちろんこのアプリはChromebook Proにインストール可能です。

Playストアアプリから「GoPro」と検索してインストールします。

付属アプリである「Quik」もインストールします。

Quikを初回起動するとアクセス許可のダイアログが出るので許可をクリックします。

Quikが起動します。真ん中の「動画を新規作成」をクリックします。

すると「ダウンロード」フォルダに保存した動画が選べるようになっているので、動画を選択します。尚、「SDカード」というタブもあるのですが、残念ながらChromebook ProのSDカードには直接アクセス出来ない模様です。

Quikには元からいくつかのテーマが入っています。好きなものを選択します。

しばらく経つと自動でいい感じに動画を編集、BGMの挿入をしてくれます。気に入れば右下の保存をクリックします。

しばらく待ちます。

動画が出来ました!動画は Android OS上の 内部ストレージ > DCIM > QUIKに保存されています。

以上でGoProで撮った動画のバックアップ&GoProアプリを使った動画編集もChromebook Proだけで完結できるようになりました。

Chrome OSとAndroidのファイル共有

2018年6月、私の愛読サイトChrome Unboxedで以下の記事を拝見しました。

https://chromeunboxed.com/news/android-files-chrome-os-files-app/

Android Files Arrive In Chrome OS Files App: How To Get It Working

これまでChromebook上で動作するAndroid OS(Androidアプリ)は完全に分離されており、相互にファイルのやり取りが出来ませんでした。ファイルを共有する場合は一旦、Googleドライブなどにアップロードし、ファイルにアクセスする必要がありました。

これは結構地味に不便で、例えばAndroidアプリの画像編集ソフトで画像を編集した後、編集した画像ファイルをブラウザで表示する際は、一度、Googleドライブにアップロードして、再度ダウンロードするといった手間がかかり無駄に時間とパケットを消費してしまいます。

そんな不便を感じていたところ、こちらの記事を見てこれは期待できると思っていました。

記事中ではDev Channelに変更すると利用できるようになると説明していますが、2018年10月、晴れてChrome OS 69からStable Channelでも利用できるようになりました。

使ってみよう。Chrome OSとAndroidのファイル共有

試しに使ってみましょう。こちらがChromebookの「ファイル」アプリを起動したところです。ご覧の通りマイファイルの中に「Playファイル」というのが追加されています。これがChromebook上で動作するAndroid OSの内部ストレージです。

内部ストレージの中にはDocuments、Pictures、Movies、Musicの4つのフォルダがあります。このフォルダはAndroidアプリから参照できる同名のフォルダと同じものです。

ファイルの作成、削除をやってみよう

動作確認としてファイルの作成と削除をやってみました。

左がAndroidアプリのSolid ExplorerでDocumentsフォルダを表示しているところ、右がChromebookの「ファイル」アプリでDocumentsフォルダを表示しているところです。同じフォルダ領域を表示しているはずです。

Solid Explorerからtest.txtというファイルを作成してみます。

出てきました!「ファイル」アプリの方でもtest.txtが表示されています。

次は削除です。今度はChromebookの「ファイル」アプリから削除してみます。

削除できました。ちゃんと動きますね。この動作確認から相互に読み込みと書き込みの両方の権限があることが分かります。

これで今後はいちいちGoogleドライブにアップロードしなくても相互にファイルのやり取りをChromebook内で完結できるようになりました。