Google Home MiniとNature Remoとダイキンのエアコン、その2

Nature Remo活用シリーズ

0.開封編 1.ダイキンのエアコン 2.ダイキンのエアコン、その2
3.アイリスオーヤマのサーキュレーター 4.温度計 5.温度計、その2

さて、前回の続きです。Nature Remoからダイキンのエアコンを操作できるようになったので、次はGoogle HomeとNature RemoをIFTTTで連携させて、ダイキンのエアコンをGoogle Homeの音声コマンドで操作できるようにします。

まずはIFTTTに新規登録

まずは IFTTTにアカウントを作成します。

①の「Sign in」をクリックし、アカウントを作成します。作成は画面の指示に従っていけば迷うことはないでしょう。

続いてエアコン用の新アプレットを追加

次にエアコン用の新アプレットを追加します。新アプレットの追加は「My Applets」から行います。

①「My Applets」から②「New Applet」をクリック

①「+this」をクリック

①「google」と検索して「Google Assistant」をクリック

①「Connect」をクリック

すると「Google音声コマンドの管理」にアクセスするためのポップアップが出てくるので①「許可」をクリック

始めにトリガーを選択します。エアコンのオンオフであれば①「Say a simple phrase」で問題ありません。

①に発声するコマンドを入れます。今回はエアコンの電源を入れたいので「エアコンつけて」にします。optionalは入れても入れなくてもどっちでもいいです。②にGoogle Homeが①の音声コマンドを受け付けた後に返答として発声してほしい文言を入れます。今回は「エアコンをつけます」と喋ってもらいます。③は「Japanese」を選択します。

続いて①「+that」をクリック

①「nature」と検索すると②「Nature Remo」が出てくるのでクリック

すると今度はNature Remo連携のための確認メールを送ったよと出るので

メールを開いて①「許可する」をクリックします。

するとChoose actionを選ぶ画面になるので①「Turn on air conditioner」をクリック

①「Finish」をクリック。これでGoogle Homeからエアコンの電源オンができるようになったはず!

さあやってみよう。音声コマンド

ここまで設定すると電源オフの設定は後回しにして、早速音声コマンドでエアコンをオンにしてみたくなっちゃいます。これは人間の性です。というわけで早速実行してみます。

yakkun

ねぇグーグル、エアコンつけて

グーグルホーム

サーモスタットがまだ設定されていません。グーグルホームアプリからサーモスタットを云々かんぬん

yakkun

・・・。どういうこと?!

そうなのです。実はGoogle Homeには(正確にはGoogle Assistantには)予約語(正式名称は分かりません)というのがあり、「エアコンつけて」や「ライトつけて」といった日常的に使うであろう標準的な音声コマンドはGoogle Homeと正式連携?できるスマート家電用に予約されており、Google Home内での処理が優先されIFTTTまでコマンドが飛ばないのです。

仕方ありません。予約語に被らないように音声コマンドを設定し直します。

被らない音声コマンドとして今回は①「暖房つけて」にしました。Google Homeからの返答も②「暖房をつけます」にします。

さあ、気を取り直してやり直し

では早速、発声してみます。

yakkun

ねぇグーグル、暖房つけて

グーグルホーム

暖房をつけます

成功です!音声コマンドでエアコンの電源オンができるようになりました!

同様の手順で電源オフも設定します。

電源オフは①「暖房消して」②に「暖房を消します」とします。

yakkun

ねぇグーグル、暖房消して

グーグルホーム

暖房を消します

OKです!電源オフもできました。

これでGoogle Homeを使ってダイキンのエアコンの電源オンオフができるようになりました。コツはGoogle Homeの予約語に被らないように音声コマンドを設定することですね。それさえ気をつければ簡単に設定できます。

Google Home MiniとNature Remoとダイキンのエアコン

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前回、Google HomeとNature Remoは直接繋がらないと記載しましたが、それは嘘です(爆

実はGoogle HomeとNature RemoはGoogleアシスタントの拡張機能であるAction on Googleという機能を用いると直接接続することができます。設定も至って簡単で手軽に使うことができる一方、Nature Remoで使う場合、エアコンは一台まで、テレビも一台まで且つ、テレビの場合は音声コマンドもオンオフ、チャンネル、音量の操作のみと機能が限定されてしまいます。私はエアコン、テレビ、サーキュレーターと幾つかの家電をGoogle Homeで操作できるようにしようと考えていたので、エアコンはAction on Google、サーキュレーターはIFTTT経由と家電によってばらばらに設定すると煩雑になってしまう且つ、コマンドも限られるということで、Action on Googleではなく、全ての家電をIFTTT経由で操作することにしました。

まずはNature Remoのセットアップ

まずは前回、箱から開けたNature Remoの電源を入れてセットアップします。セットアップはAndroidアプリのNature Remoを使います。もちろん今回もChromebook ProにAndroidアプリのNature Remoをインストールしてセットアップします。

Google PlayからNature Remoで検索して公式アプリをインストールします。「このアプリはお使いの端末に最適化されません」と出ていますが、これはタブレット端末に最適化されていないだけで、Chromebook Proにインストール可能です。

アプリの初回起動。タブレット用に最適化されていないので左右に余白(余黒?)が出ますが動作に問題はありません。アカウント登録をタップします。

メールアドレスを入力。

指示通り、Nature Remoの電源を入れます。

まずはNature Remo本体がWifiアクセスポイントになり、Wifi経由でNature Remo本体に接続します。

Chromebook ProのWifi設定からNature Remoを選んでパスワードを入力します。

スキャン。

Nature Remo本体に接続できると今度は自宅のWifiに接続するためのパスワードを入力します。

Nature Remoにタッチ!

接続完了!

続いてNature Remoに名前をつけます。ダイニングルームなど置いておく場所の名前にするのが良いようです。

Nature Remoの準備が完了しました!

ダイキンのエアコンを登録

続いて早速、ダイキンのエアコンのリモコンを学習させます。右下の+ボタンを押します。

Nature Remoに向けてリモコンのボタンを押します。

するとこのようにダイキンのエアコンであることを認識してくれます。凄い!電源と記載がある部分をタップしてオンオフが出来れば登録完了です。

登録が完了した状態。これでNature Remoからダイキンのエアコンの操作ができるようになりました。

今回はここまです。次回は真骨頂、Google HomeとIFTTTとNature Remoでダイキンのエアコンを操作できるように設定します。

【Unboxing & Review】Google Home MiniとNature Remo

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3.アイリスオーヤマのサーキュレーター 4.温度計 5.温度計、その2

我が家にGoogle Home Miniがきて早4ヶ月が経とうとしています。使いこなしてるかって?そりゃ毎日活用してますよ。我が家のテレビにはChromecastが刺さっていますので、「ねぇグーグル、テレビつけて」と言うとテレビがつきます。それだけ?とお思いでしょうが、これが結構便利なんです。朝とか時間がないときに着替えながらつけたり消したりが便利ですね。あとリモコンが一人でどっか行っちゃう現象から開放されました。リモコンて時間がないときに限ってどっか行っちゃうんですよね。会社行かなきゃいけないのにリモコンが見当たらなくってムキーッ!ってなる状況が無くなったのは大きいです。

テレビだけじゃないかって?そんなことはないですよ。あとはアラームですね。「ねぇグーグル、アラーム8時に設定して」と言っておけば朝ポロンポロン鳴ります。あとはまあ、おはようとかただいまとかですかね・・・。

ちょっと実際にどんな風に活用しているか振り返ってみましょう。

Google Homeアプリからアクティビティを確認

Google Homeアプリの「メニュー」→「マイ アクティビティ」と進むとGoogle Homeの音声コマンドの履歴が確認できます。ここ最近の履歴を振り返ってみましょう。

2018年1月某日

えーと、まず朝は「おはよう」で「テレビつけて」と。そして会社行くので「テレビ消して」。帰ってきたら「ただいま」言って、「テレビつけて」そして「消して」「おやすみ」と。

別の日

「おはよう」から始まって「テレビつけて」「消して」。会社から帰ってきたら「ただいま」「テレビつけて」「消して」そして「おやすみ」と。なるほど・・・。

おはようとおやすみとテレビつけて消してしか言ってないやないかい!!

これはいけません。Google Homeの実力のまだ数パーセントしか使っていないような気がします。

という訳でもっと利活用するべく模索することにしました。

Google Homeの醍醐味はスマート家電との連携

Google Homeは単体での使用よりいろいろな家電と連携させて音声コマンドで操作するとより一層使い方が広がります。対応している家電はGoogle Homeのページに載っています。

しかし対応している家電はまだ数が少なく、またGoogle Homeでの操作のためだけに家電を買い換えるのは大変です。そこで登場するのが学習リモコンです。

学習リモコンとは?

学習リモコンとは従来の家電の赤外線リモコンの信号を学習し、一つのリモコンで複数の家電を操作できるようにしたものです。学習リモコン自体は従来のリモコンのようなボタンが沢山付いているものもあれば、見た目は信号を発信するセンサー部分だけで、操作はスマホのアプリを用いるものと大きく分けて2つあります。

Google Homeと学習リモコンの橋渡し役IFTTT(イフト)

Google Homeと学習リモコンはそのままでは繋がりません。橋渡しとなる重要なサービスがIFTTT(イフト)です。

IFTTT(イフト)とはいろいろなクラウドサービスを連携するためのサービスです。Google HomeはGoogleアシスタントと呼ばれる音声認識技術を持ったAIアシスタントのサービスであり、IFTTTにも対応しています。同様にIFTTTに対応している学習リモコンを用意することで、従来の赤外線リモコンで操作する家電をGoogle Homeから操作できるようになります。文章にするとややこしいので図で示すと以下のとおりです。

学習リモコンはNature Remo

IFTTTに対応した学習リモコンはいろいろな種類の製品があります。検索すると迷ってしまうほど出てきますが、私はいろいろ検討した結果、Nature Remoという学習リモコンを使用することにしました。

Nature Remo開封の義

早速、開封の義です。

パッケージ
パッケージ背面
パッケージを外したところ
同梱物

同梱物は左からマニュアル、本体、貼り付け用テープ、電源ケーブルとアダプタです。

本体
通電してランプが光ってるところ
Google Home Miniと並んだところ

これから仲良くするんだぞ。

今回はここまでです。次回はGoogle Home Mini + IFTTT + Nature Remoでエアコンを音声操作するためにやったことの紹介です。