【安全第一主義】イスラエルに聖地を見に行こう! 〜 世界一厳しい?!入国編 〜

【目次】イスラエルに聖地を見に行こう!シリーズ

0. 計画編 1. 準備編 2. 事前勉強編 3. 出発編
4. 入国編      

さて、今回は入国編です。世界一厳しい?!と言われるイスラエルの入国審査からエルサレムまでのレポートです。

イスラエル上空

イスタンブール新空港を飛び立って約2時間。ついにイスラエル上空に入りました。テルアビブ北部上空を通過する模様です。

市街上空。高い建物は無さそうですが、人口は結構密集している模様です。

蛇足ですが飛行機の中でこんなエピソードが。

何の気なしに座席前に入っている雑誌をパラパラめくっていると隣に座っている恐らくイスラエル人のおじさんが「上にライトがあるから付けたらいいよ」と急に教えてくれました。何なんですかね、この外国人の他人でも急に話しかけて親切にしてくれる行為。日本人にはない習慣なのでちょっとびっくりします。一説には近くにいる他人が怪しい者ではないか確認しているとも言われますが、単に親切な人が多いなんじゃないかなとも思ったりします。「お〜、せんきゅー」とお礼を言ってライトを付けました。

ベン・グリオン国際空港に到着

さて景色を眺めたりしていたらあっという間にテルアビブ(ベン・グリオン国際空港)に到着しました。

タラップを降りて早速、人生初のヘブライ語の看板発見!記念にパシャリ。ちなみになんて書いてあるかは分かりません!(爆

特徴的な廊下。奥から下ってくる方は出国の人たちです。

「WELCOME!!」この奥が入国審査場になっています。右のヘブライ語はなんて書いてあるか分かりません。Welcomeかな?

入国審査

遂に世界で一番厳しいと言われる入国審査です。入国審査場はイスラエル人用とその他用で分かれています。それぞれ7列ぐらいあったと記憶しています。私はすごく緊張していてうまく応えられるかとか疑われて別室に連れて行かれたりしたらどうしようとか心配をしていました。が、別にやましいことは無いので正直に答えたら大丈夫かなとも考え順番を待ちます。ちなみに審査員が優しそうな女性の列に並びましたが、他の人のやり取りを見ていた限り関係無さそうです(笑

私の前の同じくアジア系の二人組が無事通過となり「Next!」と私の番になります。私の入国審査でのやり取りはこんな感じでした。

何しに来た? 観光に来ました。
何泊? 10泊です。
どこに滞在? エルサレムとテルアビブです。
どこのホテル? エルサレムはマミーラホテルでテルアビブはヒルトンテルアビブです。
バウチャー見せて (バウチャーを見せる)
OK Thank you

大体このくらいでした。質問は一つずつゆっくり聞かれ、答えるときにバッチリ目を見られます。ちなみにバウチャーは焦ってエルサレムのホテル分しか出さなかったのですが、特に何も言われませんでした。どちらかと言うと内容より受け答えの反応とか言い淀みが無いかとか嘘ついてないかとかそんな反応を見てる感じがしました。

というわけで、思ったよりあっさり入国審査を通過しました!

入国審査に合格するとこのようなIDカードが発行されます。このカードはホテルのチェックインなどの際、見せる必要があり滞在中は常に携帯する必要があります。ベリーインポータントカードです。(ホテルで言われた)

タクシーでエルサレムへ!

手荷物を受け取ってホテルで手配してもらったタクシーに乗り込みます。エルサレムへGo!

国道1号線を南下してエルサレムへ向かいます。飛行機からはよく見えませんでしたが、砂漠地帯が広がっています。

エルサレムに到着!

遂に憧れの地、エルサレムに到着しました!いやー感無量です。

今回はここまで。次回はエルサレム観光の拠点となるマミーラホテルのレビューです。

【安全第一主義】イスラエルに聖地を見に行こう! 〜 出発編 〜

【目次】イスラエルに聖地を見に行こう!シリーズ

0. 計画編 1. 準備編 2. 事前勉強編 3. 出発編

さて、準備も終わって事前勉強を済みましたので出発します。今回は成田からイスタンブール新空港までの道のりレポートです。

成田空港→ターキッシュエアラインズ53便搭乗

イスラエルまではターキッシュエアラインズにてイスタンブール経由で行きます。まずは成田空港第一ターミナルでチェックイン手続きをします。

因みにターキッシュエアラインズのカウンターは2時間前にならないと開きませんでした。早めにいってチェックインしようと思っても出来ません。結局、長蛇の列に並ばされます。エコノミークラスなので仕方ありません。

私はクレジットカードの特典でプライオリティ・パスを持っているので折角なのでラウンジでお茶します。成田では唯一KALラウンジが使えます。が、あまり時間がないのでコーラ一杯だけ。

さて搭乗口に向かおうと掲示板を見てみます。私が乗るのは21時25分出発のTK53便ですが、なんと21時05分発に前倒し変更になっています。飛行機の変更ってだいたいが遅延だと思うのですが、早い時刻に変更ってあるんですね。

さて離陸後、平行飛行になったら早速お食事です。パスタと鶏肉とパンです。味は良かったと記憶しています。尚、メニューは日本語ですが、CAさんは外国人です。日本語は通じませんのでここから原則英語です。緊張します。

朝食です。オムレツ。メニューでは和食と洋食が選べるようになっていますが、配ってくれたCAさんが「和食はなくなっちゃったから洋食でいいよね?」的なことを言ってきました。「イ、イエス!」

そうこう?しているうちにトルコ上空に来ました。TK53便は成田を21時に出発して到着はトルコの午前3時30分です。飛行時間は約12時間ですが、太陽を追っかけて飛ぶ格好になるので外はずっと夜です。

イスタンブール新空港に到着

イスタンブールに到着しました!人生初の中東国です!

イスタンブール新空港は2018年10月に開港したばかりの新しい空港です。この流線形のデザインがかっこいいです。が、人がほとんどいません!(爆)現地時間の午前4時ですからまあこんなもんでしょうかね。正直、無事に乗り継ぎ出来るか心配していましたが、イスタンブール新空港はハブ空港の役割もあるらしく、「International Transfer」の看板が導線上にあり、これを目印に進めば迷うことはありません。24時間空港のようで人は少ないですがお店はやっています。

乗り継ぎまで時間もあるし、お店もやっているのでビールでも飲もうかなとお店に入りますが、メニューがトルコ語で読めません!(核爆)BEERは読めますのでこの中から一番メジャーっぽいものとおつまみはメニューの写真にソーセージなどの詰め合わせがあったので店員に「これはどれ?」と聞いてみて「これだよ」と教えてもらいますが、結局、1トルコリラが幾らなのか知らないので、高いのか安いのか分からない!まあこれでいいや!と注文しました。トランジットの空港で早速、注文に難儀します。こりゃ先が思いやられる。

ターキッシュエアラインズ784便搭乗

なんやかんやありましたが、テルアビブ行きTK784便の搭乗手続きが始まりました。日本人はぱっと見た感じ数組です。ほとんどが外国の方で中にはキッパと呼ばれるユダヤ教の帽子のようなものをかぶっている方もいらっしゃいます。あー遂にイスラエルに行くのだなーと実感が湧いてきます。尚、ここで一度セキュリティチェックがあります。私が持っている手荷物は成田で保安検査を通過しているものですが、他国のセキュリティチェックを信用していないのか、鞄の中身を検査されます。

無事通過して搭乗です。今回はここまで。次回は遂にイスラエル入国編です。

【安全第一主義】イスラエルに聖地を見に行こう! 〜 事前勉強編 〜

【目次】イスラエルに聖地を見に行こう!シリーズ

0. 計画編 1. 準備編 2. 事前勉強編

初めて行く土地は事前にその土地の歴史などを調べておくと訪れたときにより一層、感動が大きくなります。特にイスラエルのような世界遺産(文化遺産)が多い土地に行く場合は、その土地の歴史や文化、宗教、歴史的建造物の成り立ち(いつ、誰が、どのような目的で作ったのか)などを予め学んで行くことを強くお勧めします。

映画で学ぼうイスラエルの歴史

そうはいっても今から歴史を学ぶのも面倒くさいですし(爆)中学校の世界史の教科書を引っ張り出してきても全部忘れてしまっていてチンプンカンプンです(核爆)。そこで登場するのが映画です。イスラエル含む中東を舞台にした映画はたくさん作られています。というわけで私はサクッと映画で学ぶことにしました。主にアマゾンプライムビデオとネットフリックスで簡単に観れる映画を紹介したいと思います。

【注意】

日本で観れる中東を舞台にした映画はやはり欧米目線というか所謂、西側諸国から見たアラブ諸国を描いているものが多い印象です。特に宗教、戦争に関するものはそれが濃く出ている印象ですので、あくまでも一つの参考として捉えるのが大事かなと思います。

サン・オブ・ゴッド

イエスキリストの生涯を描いた作品です。キリストの誕生から受難、復活までが描かれています。イスラエルにはイエスキリストのゆかりの土地、建物が沢山ありますのでこの映画は出発前に必ず見ましょう。

パッション

イエスキリストの受難を描いた作品です。パッションは「受難」という意味です。映画の後半のほとんどはキリストが十字架を背負って歩く描写と磔刑までが描かれています。エルサレムには今もキリストが十字架を背負って歩いた道がヴィア・ドロローサという名で残っています。必見です。

十戒

旧約聖書の出エジプト記を題材にした作品です。モーセが海をワーと真っ二つに割るシーンは有名ですね。モーセの生涯、十戒の授かりなどが描かれています。後のエルサレム神殿、現在の神殿の丘がある場所に、十戒を収めた契約の箱が安置されていたという伝説があります。

エクソダス:神と王

十戒と同じ出エジプト記を題材にした作品です。2014年にリドリースコット監督によって撮影されました。物語は十戒と同じですので、リドリースコット好きなら観て損はありません。

ノア 約束の舟

旧約聖書に出てくるノアの方舟伝説の映画です。場所がはっきりしていないのでイスラエルとは直接関係ないかもしれませんが、旧約聖書の有名な物語なので観ていて損はありません。

オペレーション・フィナーレ

アイヒマンとモサドを描いた作品で、事実に基づく映画です。イスラエルとホロコーストは切っても切れない関係なので、観ておくのがいいでしょう。ネットフリックスで観れます。

コードネーム エンジェル

中東戦争の一部を描いた作品です。なかなか難しい作品ですが、アラブ諸国は昔から争いが絶えないということが分かります。こちらもネットフリックスで観れます。

倒壊する巨塔 アルカイダと9.11への道

むちゃくちゃ面白いです。9.11が起こるまでの情報合戦が描かれています。

ゼロ・ダーク・サーティ

9.11後のビンラディン殺害までを描いています。クールです。

ネイビーシールズ:チーム6

ビンラディン殺害作戦「ジェロニモ作戦」の詳細を描いています。カッコいいです。

ワールド・ウォーZ

イスラエルの壁が出てきます。

おすすめ映画は以上です。なんか途中からイスラエルそっちのけでアメリカ万歳になってますし、最後はゾンビ映画です。これで勉強になっているかなぁ。

大丈夫です。事前知識としては十分です。ゼロ・ダーク・サーティはイスラエル郊外とパレスチナの雰囲気に似てますので観ておいて損はないです。

事前勉強も済んだので(ほんとか?)、次回は出発編です。