【Unboxing & Review】Google Home MiniとNature Remo

Nature Remo活用シリーズ

0.開封編 1.ダイキンのエアコン 2.ダイキンのエアコン、その2
3.アイリスオーヤマのサーキュレーター 4.温度計 5.温度計、その2

我が家にGoogle Home Miniがきて早4ヶ月が経とうとしています。使いこなしてるかって?そりゃ毎日活用してますよ。我が家のテレビにはChromecastが刺さっていますので、「ねぇグーグル、テレビつけて」と言うとテレビがつきます。それだけ?とお思いでしょうが、これが結構便利なんです。朝とか時間がないときに着替えながらつけたり消したりが便利ですね。あとリモコンが一人でどっか行っちゃう現象から開放されました。リモコンて時間がないときに限ってどっか行っちゃうんですよね。会社行かなきゃいけないのにリモコンが見当たらなくってムキーッ!ってなる状況が無くなったのは大きいです。

テレビだけじゃないかって?そんなことはないですよ。あとはアラームですね。「ねぇグーグル、アラーム8時に設定して」と言っておけば朝ポロンポロン鳴ります。あとはまあ、おはようとかただいまとかですかね・・・。

ちょっと実際にどんな風に活用しているか振り返ってみましょう。

Google Homeアプリからアクティビティを確認

Google Homeアプリの「メニュー」→「マイ アクティビティ」と進むとGoogle Homeの音声コマンドの履歴が確認できます。ここ最近の履歴を振り返ってみましょう。

2018年1月某日

えーと、まず朝は「おはよう」で「テレビつけて」と。そして会社行くので「テレビ消して」。帰ってきたら「ただいま」言って、「テレビつけて」そして「消して」「おやすみ」と。

別の日

「おはよう」から始まって「テレビつけて」「消して」。会社から帰ってきたら「ただいま」「テレビつけて」「消して」そして「おやすみ」と。なるほど・・・。

おはようとおやすみとテレビつけて消してしか言ってないやないかい!!

これはいけません。Google Homeの実力のまだ数パーセントしか使っていないような気がします。

という訳でもっと利活用するべく模索することにしました。

Google Homeの醍醐味はスマート家電との連携

Google Homeは単体での使用よりいろいろな家電と連携させて音声コマンドで操作するとより一層使い方が広がります。対応している家電はGoogle Homeのページに載っています。

しかし対応している家電はまだ数が少なく、またGoogle Homeでの操作のためだけに家電を買い換えるのは大変です。そこで登場するのが学習リモコンです。

学習リモコンとは?

学習リモコンとは従来の家電の赤外線リモコンの信号を学習し、一つのリモコンで複数の家電を操作できるようにしたものです。学習リモコン自体は従来のリモコンのようなボタンが沢山付いているものもあれば、見た目は信号を発信するセンサー部分だけで、操作はスマホのアプリを用いるものと大きく分けて2つあります。

Google Homeと学習リモコンの橋渡し役IFTTT(イフト)

Google Homeと学習リモコンはそのままでは繋がりません。橋渡しとなる重要なサービスがIFTTT(イフト)です。

IFTTT(イフト)とはいろいろなクラウドサービスを連携するためのサービスです。Google HomeはGoogleアシスタントと呼ばれる音声認識技術を持ったAIアシスタントのサービスであり、IFTTTにも対応しています。同様にIFTTTに対応している学習リモコンを用意することで、従来の赤外線リモコンで操作する家電をGoogle Homeから操作できるようになります。文章にするとややこしいので図で示すと以下のとおりです。

学習リモコンはNature Remo

IFTTTに対応した学習リモコンはいろいろな種類の製品があります。検索すると迷ってしまうほど出てきますが、私はいろいろ検討した結果、Nature Remoという学習リモコンを使用することにしました。

Nature Remo開封の義

早速、開封の義です。

パッケージ
パッケージ背面
パッケージを外したところ
同梱物

同梱物は左からマニュアル、本体、貼り付け用テープ、電源ケーブルとアダプタです。

本体
通電してランプが光ってるところ
Google Home Miniと並んだところ

これから仲良くするんだぞ。

今回はここまでです。次回はGoogle Home Mini + IFTTT + Nature Remoでエアコンを音声操作するためにやったことの紹介です。

種子島にロケット打ち上げを見に行こう! 〜 機体移動見学編 〜

さて、ロケット打ち上げまで20時間を切りました。今回はロケット打ち上げ前の最大の見せ場である機体移動の見学レポートです。これまで連載は以下です。

【種子島にロケット打ち上げを見に行こう!】

  1. 挫折編
  2. 計画編
  3. 予約編
  4. 準備編
  5. 旅立ち編
  6. 打ち上げ見学場下見編

打ち上げ前のスペクタクル、機体移動

H2Aロケットは発射場にある大型ロケット組み立て棟(VAB)で組み立てられます。完成したロケットを約500メートル先にある射点に運ぶのが機体移動です。全長約53メートル、約300トンの巨大ロケットが直立のまま移動する。これは見ないわけにはいかない!!

ところで機体移動はいつ始まるの?

ロケット打ち上げ日時はJAXAから事前に発表されます。しかし機体移動の時刻は発表されません。事前に調べたところ打ち上げの凡そ12時間ぐらい前に行われるそうですが、正確な時間はその日の天候などで左右される模様です。結局私は前日になっても機体移動の時刻を知る方法が分かりませんでした。

yakkun

打ち上げは明日の午前9時20分だから、今日の夕方から夜にかけて行われるはずだ。どうしたら開始時刻を知ることができるだろう・・・。そうだ!宇宙センターに問い合わせたら教えてくれるかもしれない!

という訳でダメ元で宇宙センターのお問い合わせ先に電話してみます。

yakkun

もしもしすみません。ちょっとお伺いしますが機体移動は何時からでしょう?

宇宙センターさん

機体移動ですか?少々お待ち下さい・・・。えっと今日の23時からですね。

yakkun

23時ですか。ありがとうございます!

なんとサクッと情報をゲットできました。多分同様の問い合わせは多いのだろうな。とその時は思いましたが、はて、ちょっと遅すぎないかい?

事前情報では機体移動は発射時刻の凡そ12時間前。23時だと10時間前。んー。合っているかもしれないし間違っているかもしれない。胸騒ぎがします。機体移動を見逃してなるものか!!

という訳で他の方法で時刻を知る術ははいものかと頭を働かせます。

yakkun

ロケット打ち上げ見学に来ている人は沢山いるはず。もしかしたら他の打ち上げ見学者が機体移動の時間をツイッターでつぶやいているかもしれない!

という訳で早速ツイッターで”機体移動’を検索です。すると出てきます。親切な方が18時30分からの模様と情報提供してくれています。

機体移動の時間を知る方法

これは後から分かったのですが、機体移動だけではなく、H2Aロケットは個体ごとに専用のハッシュタグができ、そのハッシュタグを追いかけることでリアルタイムに情報を得ることができます。今回私が見るロケットはH2Aロケット34号機です。その場合のハッシュタグは #H2AF34 となります。

https://twitter.com/hashtag/H2AF34

この機体番号によるハッシュタグを追いかけることで機体移動の時間も分かりました。つぶやいている人はどこから情報を得ているのか分からないのですが、その人によると機体移動は5月31日の18時30分からとのこと。

yakkun

なんて親切な人がいるんだ。18時30分で確定みたいだな。安心安心。

機体移動をどこで見るか

時間が分かれば後はどこで見るかです。打ち上げは3キロメートル圏内は立入禁止となりますが、機体移動はその制限がありません。打ち上げ見学より近く且つ、全体を見渡させる場所ということで私はロケットの丘で見ることにしました。

ロケットの丘はどこにあるの?

名称: ロケットの丘
住所: 鹿児島県熊毛郡南種子町茎永 南種子町茎永

大型ロケット発射場との距離

例によってGoogleマップの機能を使って距離を測ってみます。ロケットの丘は大型ロケット発射場から北西に約1.9キロメートルのところにあります。ロケット打ち上げより約1キロメートル近くで見られるということです。

機体移動の時間までどうするか

只今の時刻は午後2時です。午前中は前回の記事の通りロケット打ち上げ見学場を下見していました。

yakkun

折角だから機体移動も最前列で見たいな。18時30分開始だから1時間前の17時30分にはロケットの丘に着くようにしよう。それまで時間があるから一回宿に帰って風呂に入って飯にしよう。もしかしたら機体移動の後そのままロケット打ち上げ見学の場所取りで徹夜になるかも知れない。

という訳で、機体移動の場所も決めて時間も把握したので一度宿に戻ります。状況によっては宿に戻ってくるのはこれで最後になるかもしれないという覚悟で、風呂、食事、見学のための準備をすることにしました。(大袈裟)

2017年5月31日 17時20分 宿(サニースポット)出発

サニースポットからロケットの丘までは車で5分です。近くて最高です。しかし気持ちがはやります。

yakkun

1時間前なんて遅すぎたかも。もう人で一杯だったらどうしよう。

2017年5月31日 17時30分 ロケットの丘に到着

予定通りロケットの丘に到着です。が・・・。

yakkun

あれーーー。誰もいないじゃ~ん。まだ早かったかな?

人っ子一人いません。実は午前のロケット打ち上げ見学場所を下見している時から気になっていることがありました。それは・・・人がいない。

予約はあんなに大変だったのにいざ種子島入りしてもロケット打ち上げ見学で来ている仲間らしき人はこれまで一人も見ていないのです。強いていうと宇宙ヶ丘公園でキャンプをやっていた方々数名のみ・・・。

yakkun

みんなどこ行っちゃったんだ?

まあ誰もいないってことはないでしょう。そのうち来るかなと気にしないことしました。折角到着したので記念に一枚。パシャリ。

ロケットの丘からはキレイに見えます。そして一人で待ちます。

2017年5月31日 17時50分頃

待っていると、段々と人が集まってきました。若い人が多いかな?更には大砲見たいなレンズを付けたカメラを持った人も現れました。腕には●●新聞と腕章を付けています。

yakkun

よかった。一人じゃないんだ。

やっと仲間に会えた気がしてホッとします。

2017年5月31日 18時00分頃

今度はJAXAの作業着を着た人たちが数名きました。どうも交通整理と車の駐車整理をするようです。私もずっと立っているのは疲れてきたのと車を移動した方がいいかなと思ったので車に戻って折りたたみの椅子を取りつつ、JAXAの人に誘導されながら車を停め直します。そして戻ってくると私の最前列が誰かに取られているということはなく、さっき居ましたよね的な感じでどうぞどうぞと前に入れてくれます。

yakkun

種子島の人(じゃないかもしれないけど)優しい人が多いなぁ。

ロケット仲間は優しい人が多いです。改めての実感です。

2017年5月31日  18時15分頃

後ろを振り返るとざっと40人ぐらいはいます。ロケットの丘はそんなに広くないのでこれでいっぱいという感じです。ワクワクして待ちますが、誰かがこんなことをボソッと言います。

ロケット仲間

機体移動の時間が19時からに変更になったって

マジかよ!早速、私もツイッターで検索します。すると19時に変更になったとの情報ありです。インターネットは便利だなぁ。

2017年5月31日 18時52分

夕日を浴びる大型ロケット組み立て棟(VAB)と射点。美しい。ドキドキしながら待ちます。

2017年5月31日  19時01分

キタ!!遂に機体移動開始です。周りからも声が上がります。座ってる場合じゃありません。立ち上がって撮影します。やっとご対面です。うれしいー。

19時02分

19時03分

19時04分

19時05分

19時06分。意外と早く進みます。ものの5分で3分の1まで進みました。

19時08分。半分越え。

19時10分

19時11分。第2射点の横を通過。

19時12分

19時13分

19時14分。あと少し!

19時16分。到着!

射点に無事着いたH2Aロケット。辺りは暗くなってきたのでライトで照らされています。

扉から出てきたのが19時01分で、射点に到着が19時16分でした。ロケットの丘からは組み立て棟を真横から見ている格好になるため、出たきたのが1分なので恐らく19時ちょうどに出発したものと思われます。16分で射点に到着なので意外に早いなという印象です。

さて機体移動が無事終わると、周りの人たちも良かったよかったと帰っていきます。さて私はどうするかな。

yakkun

結構みんなギリギリの時間になって集まるんだな。この調子なら打ち上げ見学場所も徹夜で場所取りなんて無いかもしれない。一度宿に戻って仮眠して明け方出発しても大丈夫そうだな。

という訳で一度宿に戻って仮眠を取ることにしました。でもまあ近くだし、恵美之江展望公園に寄って射点に鎮座しているロケットの写真でも撮るかなと展望公園に向かうことにしました。

2017年5月31日  19時30分頃

恵美之江展望公園に到着。ところが・・・。ファッッッ!!なんじゃこりゃ~~~!!

既に大量の車が駐車場に停まっています。恵美之江展望公園は海岸沿いの崖にあるのですが、そこに行くまでの道の両脇が駐車場を兼ねており、既に車が停まっています。

取り敢えず公園の先端まで車で行ってみますが、公園入り口の駐車場から今通ってきた道沿いの駐車場までみっちり車で埋まっています。

yakkun

ありゃりゃ、こりゃイカン。宿に帰って仮眠なんてとんでもない。私も車を停めて場所取りに参戦しなければ!!

という訳で予定変更です。道沿いの駐車場はまだ半分ぐらい空きがあったため、なるべく近くに車を停めます。そして速攻で車を降りて公園内を探索することにしました。

辺りは既に真っ暗です。そして公園には外灯がない!ランタン兼懐中電灯を持って公園内に入ります。懐中電灯持ってきて良かった〜。

懐中電灯で足元を照らして公園の先端(ロケットに最も近づける場所)がどうなっているのか探ります。すると既にレジャーシートがいくつも並んでおり、人もポツポツいるではないですか。

yakkun

場所取り始まってるやないかい!!

こりゃまずい。ダッシュで車に戻ってレジャーシートを取りに行きます。

yakkun

ここまで来たんだ。絶対に公園の最前列を確保して打ち上げを見たい!!見たいんだーーー!!

真っ暗な公園を一人ダッシュです。車に戻る。レジャーシートを手に取る。シートだけだと風で飛んじゃうので重しのための折りたたみ椅子や傘なども一緒に持ちます。そしてまた公園の先端に向けてダッシュ!

真っ暗な公園を懐中電灯で照らしながら場所を探します。

恵美之江展望公園は真四角な公園ではなく、自然に出来た地形に沿って手すりが付いています。射点に向かっては2箇所突き出している箇所があります。

真っ暗な公園を懐中電灯で照らしながら必死で場所を探します。まずは下見で目星を付けておいた、一番突き出している場所に行ってみます。流石にその突き出している場所の更に先端(ベストポジションであろう場所)は既に場所取りのレジャーシートが置いてあります。が、そこの3メートルぐらい左手に一人分のレジャーシートを広げられるスペースが空いています。更に隣は既に望遠用の3脚が置いてあります。

yakkun

ここしかない!ここだーーーー!!!(ズサーー)

いや別に他に人はいないんで滑り込みはしませんが、滑り込みセーフという感じでなんとか事前に目星を付けていた公園の先端の一箇所最前列を確保できました。

2017年5月31日  19時50分頃

ふー。これで一安心。改めて周りを見渡すとポツポツ人がいます。3脚をセッティングしている人、テントを張っている人もいます。ロケットの方を眺めている若者がいたので声をかけてみました。

yakkun

こんばんは!こんなに早くから場所取りが必要なんて知りませんでした!

若者

私もです!私も今来たところでこんなに人がいるとは思いませんでした!

なるほど。もしかしたらみんな機体移動を思い思いの場所でみてから公園にきたという感じなのかも知れません。

明日打ち上がるといいですね!!と言って若者とは別れました。真っ暗だし顔もよく見えなかったので彼と会話するのはもう出来ないかなと思いながらお休みの挨拶をしました。

2017年5月31日  20時00分頃

打ち上げまで約13時間です。思いの外、長い場所取りになりました。でも想定内です。このくらいは全然余裕。さて次回はやっと打ち上げ編です!

追伸

私はレジャーシートで場所取りをしましたが、どうも最近は物を置いての場所取りは禁止になった模様です。これからロケット打ち上げ見学をする人はご注意ください。

【Unboxing & Review】Logicool Spotlight Wireless Presentation Remote

プレゼンテーションにおける三種の神器

プレゼンテーションにおける三種の神器は「大袈裟にジェスチャーするための腕」と「無駄に壇上を歩き回る足」と「スライドを進めるためのリモコン」です。

私は長年、ごく普通のポインター兼リモコンを使用していました。ポインターの色は赤、進む、戻るのボタンのみ、単4電池で駆動と今となっては旧来型のタイプです。

ですが、先日使用していたところ急にポインターが光らなくなりました。後から確認ところ問題なく光っていましたが、大事なプレゼンの途中であたふたしてしまいました。プレゼンの極意は壇上で堂々と振る舞うです。途中であたふたするなんて言語道断です。

yakkun

また同じようなことがあっては困るな。旧来型だし新しいのに買い換えよう

という訳で、プレゼン用リモコンを新調することにしました。

Logicool Spotlight Presentation Remote

調べてみたところ最近のポインター兼リモコンはいろいろなタイプがあることが分かりました。指にはめるタイプや小さいトラックパットがありマウス操作が出来るもの、また電源は電池ではなくバッテリー内蔵でUSB充電するものが多いというのが分かりました。

その中で際立って異色を放っている製品がありました。LogicoolのSpotlight Presentation Remoteです。なんとこの製品、レーザーポインターではなくソフトウェアで画面上にポインターを映し出すとのこと。またそのポインターがスライドの拡大、縮小も出来るらしい。これは凄い。なんの迷いもなくこれにすることにしました。

yakkun

製品はこれにしよう。あとは色だな。ゴールド、グレー、シルバー、レッドの4色か。リモコンが目立ってもしょうがないからゴールドとレッドはやめておこう。ここは無難にシルバーにしよう

という訳でシルバーに決定。Spotlightのシルバー型番はR1000SVです。早速ネットで購入しようしましたが、どこにも見当たりません。ゴールドなどその他の色はアマゾンなどで見つけられますが、シルバーはどこにもありません。詳しく調べたところシルバーはAppleストア限定色とのこと。意味が分かりません。何故シルバーだけAppleストア限定なのか。意味が分かりません。Appleストアなんて行ったことありません。

人生初のAppleストア体験

そんな訳で思いがけずAppleストア初体験です。元来、私はApple製品に縁の無い人生を送っていました。そんな私ですから当然Appleストアなんて行ったことありません。しかしシルバーはAppleストア限定色。仕方ありません。銀座のAppleストアに行くことにしました。

人生初のAppleストアは、店に入っても売り場案内の看板がないとかエレベーターの乗り方が分からないとレジが無いとかいろいろ戸惑いましたが、なんとかSpotlightのシルバーをゲットしました。価格は定価の\12,880でした。

開封の義

前置きが長くなりましたが、まずは開封の義です。

パッケージ前面

パッケージ背面

白を基調としたパッケージです。

開封したところ

本体と付属品

本体と付属品です。左からSpotlight本体、充電用USB Type-Cケーブル、ケースです。

本体下の出っ張りを引き抜くとレシーバーになるUSBドングルが出てきます。その奥にUSB Type-C接続端子(メス)があり、充電する格好になります。これならUSB Type-Aで充電よかったような・・・。更に謎なのがケースには本体しか入らず、充電ケーブルと一緒に保管できません。よく分からないなぁ。

専用ソフトウェアをインストール

さてChromebookでといきたいところですが、Spotlightの専用ソフトウェアはWindows及び、MacOSとなりChromebookは対応していません。しかし本製品、Chromebookでも機能制限はありますが利用可能です。それは後ほど。

まずは、手持ちのWindows 10マシンに専用ソフトウェアをインストールします。専用ソフトウェアはロジクールのサイトからダウンロード出来ます。

次にUSBレシーバーを挿入。これで利用可能になります。

専用ソフトウェアの設定

ポインターの設定画面

まずはポインターの設定です。ポインターは円で表示されます。円の大きさを変更することができ且つ、ポインターを表示した際、周りが暗転します。その暗転の輝度も調整出来ます。

カスタム設定画面

本体真ん中の一番大きい「進む」ボタンの長押しした際の動きをカスタマイズ出来ます。

さあ、やってみよう。ソフトウェアでのポインター表示

プロジェクターに映した図

こちらが目玉機能のソフトウェアによるポインターを使用した際のプロジェクターの画面です。

仕組みはイマイチよくわかっていないですが、恐らく何らかの加速度センサーが本体に搭載されており、傾きを検出していると思われます。なので、どの方向を向いていようが、どの角度で持っていようが、ポインターボタンを押した瞬間に画面の中心にポインターが表示され、上に向ければポインターも上に移動し、下に向ければ下に移動するといった感じです。

また直前のポインター位置が記憶され、二度目にポインターボタンを押した際は、同じ位置に表示されます。

最初は戸惑いますが、慣れれば問題なく使用できます。特に遅延もないので通常のレーザーポインターと同じように使用できます。

拡大機能はダメ。

ポインターを使用した際、ポインター内部を拡大表示する機能も持ち合わせています。が、この機能は残念ながら改良の余地ありです。拡大は出来ますが、拡大したままポインターを動かすとカクカクしてしまいます。拡大表示の処理が追いついていないように思われます。

私のWindows 10マシンはVaio Z Canvasです。こいつはなかなかのモンスターマシンでCore i7、16GBメモリ、SSDといったスペックなのでマシン処理が追いついていないという訳では無さそうです。恐らく専用ソフトウェア側の作りに問題がありそうです。今後のバージョンアップに期待です。

ポインター機能は先進的でグッド。でも使い所は難しい

ソフトウェアによるポインター機能は非常に良好です。一番効果を発揮するのは複数の投影画面があるようなある程度大きな会場の場合です。これまではレーザーポインターを使っても一つの画面でしか指し示すことが出来ず他の画面を見ている人は「どこ指してんだ?」となってしまいますが、この機能を使えば全ての投影画面でポインターを表示することが出来ます。

しかし難しい部分もあります。このポインター機能が先進的すぎるところです。先日早速、Spotlightを使ってプレゼンしてみましたが、ポインター機能を使った途端、聴衆が「お!?今のなんだ!?」とプレゼン内容そっちのけでポインター機能に興味津々になってしまいました。これは「プレゼン資料にアニメーションを沢山入れてはいけない」と言われるのと同じでスライドにアニメーションばかり入れると、アニメーションばかりに気になって内容が全く入ってこないのと同じです。

なので、このポインター機能、かっこいいのですがここぞという時以外の使用は控えた方がいいかもです。また暗転の度合いも少ない方がインパクトが少なくなるのでオススメです。

Chromebook Proでの使用

本製品は対応OSにChromeOSと記載があります。もちろん試してみました。

Chromebook ProはUSB Type-Aポートはありませんのでレシーバーは使えず必然的にBluetooth接続になります。セットアップは非常に簡単です。

  1. Chromebook ProでBluetoothをオンにする
  2. Spotlightのポインターボタンと戻るボタンを同時押し

これでペアリングが完了します。

ペアリングした図

ChromebookでPowerPointを表示する方法は3つ

私はもっぱらプレゼン資料の作成はMicrosoft PowerPointを使用しています。Spotlightの動作確認もPowerPointで行いました。

2018年2月現在、Chromebook ProでMicrosoft PowerPointを使う方法は3つあります。

  1. ブラウザからOffice Onlineを使う
  2. AndroidアプリのMicrosoft PowerPointアプリを使う
  3. Googleスライド形式に変換して使う

結論からいうと、3つの方法全てでSpotlightを使うことが出来ました。もちろん専用ソフトウェアは使えませんのでポインター機能は使うことは出来ませんが進む、戻るは問題なく使えます。

AndroidアプリのMicrosoft PowerPointでの全画面表示

Googleスライドでの全画面表示

画像では分かりにくいですが、AndroidアプリのMicrosoft PowerPointアプリを使用したほうがきれいに表示できます。

以上、Logicool Spotlightレビューでした。