【安全第一主義】イスラエルに聖地を見に行こう! 〜 オリーブ山 〜

【目次】イスラエルに聖地を見に行こう!シリーズ

0. 計画編 1. 準備編 2. 事前勉強編 3. 出発編
4. 入国編 5. マミーラホテル 6. ヴィア・ドロローサ編 7. 聖墳墓教会
8. 嘆きの壁 9. 神殿の丘 10. オリーブ山  

さて、旧市街の主要なところは大体回りましたので今回は少し足を伸ばして、オリーブ山まで行ってみます。

オリーブ山までの行き方

旧市街周辺からオリーブ山まではバスで行けますが、安全第一と時間短縮を兼ねて私はタクシーで行きました。旧市街周辺はタクシーはビュンビュン走っているので問題ありませんが、オリーブ山周辺はほとんど走っていません。ですが最後に訪れる写真スポットでピックアップすることができます。

昇天教会

タクシーで昇天教会の前で降ろしてもらいます。

オリーブ山の看板があります。

最初に訪れるのは昇天教会です。昇天教会はイエス・キリストが復活した際、天に昇ったとされる場所に立つ教会です。

中は大体、12,3畳程度でしょうか。決して広くはないです。

これがイエス・キリストの最後の足跡と呼ばれているものです。ありがとうの気持ちを込めて手を添えます。

主の祈りの教会

続いて訪れるのは昇天教会のすぐ近くにある主の祈りの教会です。

ここは「主の祈り」と呼ばれる教えというのでしょか、言葉をありとあらゆる言語に訳したプレートが整然と並んでいます。

中にはこのような一見、文字として認識できないような言語もあります。外国の方から見たら日本語もこんな感じに見えるのかなぁ。

これを見てハッとさせられました。ここはありとあらゆる言語でイエス・キリストの言葉を伝える施設です。そう、点字もありました。

もちろん日本語もあります。

日本語は教会の中にあっていい位置に置かせてもらってる感じがして誇らしくなります。

絶景写真スポット

最後はエルサレムといえばこの風景という感じの絶景写真スポットに行きます。場所は主の祈りの教会から坂を一度下ってまた上るといった感じです。セブンアーチーズホテルを目指せば迷わないでしょう。

じゃじゃーん。エルサレムといったらこの風景ですよね。池上さんのテレビ番組でもよく見ます。

感動的な景色です。手前が墓地で黄金のドームがThe Temple Mountです。

絶景写真スポットはどこにあるの?

名称: エルサレム写真スポット
住所: Jerusalem

オリーブ山編はこれで終わりです。次回は降誕教会(パレスチナ)編です。

 

賃貸でも絵を飾りたい!

賃貸でも絵を飾りたい!っていう人、結構いるのではないでしょうか。私がその一人です。

しかし賃貸物件は文字通り、借り物です。勝手に壁に穴を開けたりできません。ポスターを画鋲で留めるぐらいは許されるかもしれませんが、額縁に入った絵画を石膏ボード用のJ字フックで穴を開けて留めることは原則、許されません。

じゃあ賃貸物件住みの人は絵画を飾ることは諦めなければいけないのでしょうか。

そんなことはありません。同じ悩みを持つ人の役に立てばと、私がいろいろ試した結果をここで披露したいと思います。

私が目をつけたのは「フックの匠2kg」

なんかいい方法ないかなーと某東急ハンズを物色していて発見したのがこちらです。

その名も「フックの匠2kg

壁紙に穴を開けない。傷をつけない。キレイにはがせる!とあります。2kgだったら中くらいの額縁なら吊るせるんじゃないかと推測。一応、店員さんに聞いてみます。

「これで絵画を壁にかけることはできますか?」

「絵画はやめたほうがいいですね。そういう方いらっしゃるんですが、結局落下して、これ(石膏ボード用Jフック)で留めるやり方に落ち着くようです。」

うーむ。そうなのか。落ちちゃうのか・・・。そりゃあぶないな。でも本当だろうか?2kgまで対応と書いてあるなら少なくとも2kg以内のものは吊るせないと景品表示法違反になっちゃうし、落下しちゃうのはちゃんとのりを付けてなかったり、2kg以上のものを吊るしたりしてるからじゃないのかな。店員さんはおすすめしてなかったけど、これは自己責任で買ってみて検証だ!

というわけで一つ購入して実験してみることにしました。

旅行かばん用はかりで絵画の重さを計測

2kgまでなので、一つフックで2kgを超えないように正確に量る必要があります。私は旅行かばん用のはかりで計測しました。もしかしたら2kgオーバーで2箇所で留める可能性もあったのでアマゾンで2個セットのものを購入しました。

こんな感じで絵画を吊るして重さを量ります。

実際に量ってみると、片方で0.80kg弱、合わせて1.6kg程度であることが分かりました。これならフックの匠2kg一つで賄えそうです。

それでは早速、壁に貼って吊るしたいと思います。上の画像は別で買った1kg用ですが、使い方は一緒です。

使い方はパッケージの通りなので割愛しますが、やってみてわかったコツはまず①の接着剤を余らせずたっぷり塗って使い切ることと、②の壁に貼り付ける際、強く押し付けすぎないことです。この製品、接着剤が壁紙を凹凸を掴んでホールドすることで粘着力を高めているようで、②で強く押し付けて接着剤が横からはみ出てしまうと粘着力が低下します。できるだけまんべんなく且つ、壁紙、接着剤、プラスチックのプレートの順で層ができるようにつけると粘着力が高まるようです。貼り終わったら24時間そのままにして乾燥させます。

乾燥が終わったら試し吊り

24時間立ちましたので早速、といきたいところですが、若干まだ心配です。大事な絵画をかけて落下したら大変です。そこで一度試し吊りをしてみます。

試し吊りは最悪落下しても影響ない状態にすることです。私はこのようにピクチャーレールで使用するワイヤーを使って、床下ギリギリに吊るしました。更に万が一落下してもいいようにタオルを引いておけば安心でしょう。この状態でさらに24時間置いて、落下しないかを検証します。

さてこの通り、めでたく絵画を飾ることができました。飾ってから既に3ヶ月ほど経過してますが問題ありません。今のところ大丈夫そうです。

一点注意としては地震が起きた場合などは、フックの上が空いていること、耐荷重より負荷が掛かる恐れがあり落下の危険があります。枕元などはやめた方がいいでしょう。あくまでも自己責任でお願いします。

 

【安全第一主義】イスラエルに聖地を見に行こう! 〜 神殿の丘 〜

【目次】イスラエルに聖地を見に行こう!シリーズ

0. 計画編 1. 準備編 2. 事前勉強編 3. 出発編
4. 入国編 5. マミーラホテル 6. ヴィア・ドロローサ編 7. 聖墳墓教会
8. 嘆きの壁 9. 神殿の丘    

続いて向かうのは神殿の丘(The Temple Mount)です。嘆きの壁のすぐ隣なので続けて訪問するのがいいでしょう。

入口です。入口は嘆きの壁に向かって右側にあります。早速ここで荷物検査が行われます。

荷物検査を抜けると木製の通路を渡ります。この通路、支える支柱も細く、若干弱々しく見えます。大勢の人が訪れる神殿の丘への通路にしては貧弱だな思って後で調べたら、この通路は仮設通路らしいです。本来は立派な通路を作る予定のようだが、宗教施設であること、イスラエルの中にあるイスラム教徒の施設であることなどいろいろな理由で工事が一向に進まないそうです。

通路の中。

通路は嘆きの壁の上を通ています。嘆きの壁は左が男性用、右が女性用で、女性用の上を通過する格好です。こう見ると男性は立って壁ギリギリに向かって祈っていますが、女性は椅子に座って間隔を空けてお祈りしているという違いが分かります。

嘆きの壁の反対側はどうなっているのかというと、結構崩れています。発掘作業の途中なのかは分かりません。

通路を抜けると広々としてた空間に出ます。あの旧市街の窮屈さとは一変して大きな空間です。そして私はここで機関銃を持った警官に「No!! Shorts!!!」といきなり注意されました。基本的にエルサレムの宗教施設を訪れるときは長袖、長ズボンの着用が必須です。が、この日は大変暑く、私は短パンで出かけていました。入る前に長ズボンを上から着られるよう鞄に忍ばせていたのですが、すっかり忘れて神殿の丘に入った瞬間に注意されてしまいました。鞄から長ズボンを取り出して速攻で上からはきます。

気を取り直して歩いていると、見えてきました。イスラム教の聖地、岩のドームです。

すごく美しいです。雲一つない青空に金のドームがきれいに浮かんでいます。

ぐるっと一周してみました。岩のドームの中はイスラム教徒以外は入ることができません。それ以外の人はこのように外から眺めるだけです。形は八角形をしており、表面には青を基調としたタイルで装飾されています。本当に美しい建物です。

実はもっと近寄ってタイルの装飾がどうなっているかや、ドームの入口に近づいて中の様子を伺ったりもしたかったのですが出来ませんでした。何故ならここは非常に空気が張り詰めています。緊張感が漂っています。街中の警官は機関銃は持ってはいるものの、基本的には笑顔です。しかしここの警官は笑っていません。警戒しています。そりゃそうです。ここはイスラエルにあるイスラム教の聖地です。警備は厳しくて当たり前です。実は一枚、自撮り写真を撮ったのですが、顔が全然笑っていませんでした。めちゃめちゃ緊張した面持ちになっていました。

さて神殿の丘ともこれでお別れです。本当に美しい場所でした。

因みに暑いので出口を出て早速、ズボンを脱いでいたら銃を持った警官が近寄ってきました。顔は笑顔でしたが明らかに警戒しています。ここは常に厳戒態勢なんだなと痛感しました。

神殿の丘(The Temple Mount)はどこにあるの?

名称: 神殿の丘(The Temple Mount)
住所: Jerusalem

神殿の丘(The Temple Mount)編は終わりです。次回はオリーブ山編です。